- JAPAN
- 2020.05.05
カラフルなMom’s Gardenの旅
A beautiful Garden which my mom has been making is in our place. It is easy to access, just 30sec from a door.
コロナのため家の中にずーっといますが、何か旅のような新鮮なことはないかと探したあげく。家の庭にあるMom’s Gardenに行くことに。
家のドアから出て30秒で到着です。イングリッシュガーデンを目指しているらしく、自然界に実際咲く植物のように、植える位置をレイアウト。タネを巻く時も、丁寧にひとつひとつ並べて巻くのではなく、一気にタネをばらまくスタイル。
庭を散策していると、こんなところにこんな小さな花が咲いていたのかと、様々な新発見ができて楽しい。こんなに近くに、楽しめるスポットがあったなんて。庭で摘んだハーブでハーブティを作って、植物に囲まれた庭で飲むのも最高です。
モッコウバラ – Banksia rose

庭の中で一際目立っているのがモッコウバラ。春一番に咲くバラでトゲがないバラです。つるの枝に直径3cmほどの小さなバラがたくさん咲いてボリュームがすごい。とても綺麗なバラです。今が一番綺麗な時期です。太陽に向かってイキイキしています。
差し技で増やした、苗も大きくなり綺麗な花を咲かせています。バラを育てるのは難しいとよく聞きますが、モッコウバラはとても強く初心者でも簡単に育てられます。それも魅力のひとつです。
イベリス・センペルヴィレンス – Iberis sempervirens

次にモッコウバラの下を見るとグランドカバーのイベリス・センペルヴィレンスが目に入ります。
この花も約1mの範囲に白い小花をびっしりと咲かせているので、結構目立っています。そして、とても綺麗です。この上で眠りたくなるほどボリュームがあります。このボリューム感が砂糖菓子のようだと「キャンディタフト」とも言われます。
そして、この植物も育て易いとのこと。多湿に弱いので水やりもそんなに大変ではありません。一度植えたら毎年花を咲かせる多年草で、春にはいつもグランドカバーのイベリス・センペルヴィレンスを楽しめます。
オダマキ – Columbine

庭をうろちょろしていると植木鉢の下に独特な形した花を発見。北半球の温帯に生息するオダマキです。ビビットな鮮やかな色をして、隠れながら庭を引き立てています。
ノースポール – Snow daisy

庭の曲がり角の辺りに、マーガレットによく似た白いキク科のノースポールが、元気よく直径5cmの花を咲かせています。とても綺麗なので、数本摘んで家の中の花瓶にさしています。
ブルーベル – Bluebell

イギリスでよく見られる春に咲く花です。紫のベルの形をした花が可愛い。よく絵本にも登場しますよね。イギリスに住んでいる頃は、ブルーベルが満開の美しい丘によくハイキングに行きました。
イギリスでは、ブルーベルが日本のサクラのようなもので、開花するとニュースで流れます。ブルーベルも春の訪れを知らせてくれます。Mom’s Gardenには、ブルーベルが数本しかないので、もっと増やして欲しいと思いつつ、次のエリアへ。
多肉植物 – Succulent plants

庭にはいろんな多肉植物を見つけることができます。多肉植物は、肉厚があってとても可愛い。見ているだけで癒されます。そして、思わず厚みを確認したくなり、触ってしまします。
チェリーセージ – hot lips sage

これは、なんと観賞用ハーブの一種です。手間もかからず育て易い品種です。毎年、綺麗な赤い花を咲かせます。
摘んで香りをかいでみると、薬用のハーブの強い香りがして、摘んだ手にも香りが残ってしまいました。チェリーだからと言って、チェリーの香りはしませんでした。
ちなみに、庭にはさくらんぼの木もあり、毎年さくらんぼが実ります。しかし、実りを待っているのは、私だけではありません。鳥たちにも人気です。毎年、どちらが先に、美味しいさくらんぼを見つけるか勝負です。
他にも名前がわからない植物たちがいろいろあり、Mom’s Gardenは飽きません。


次回は、晴れた天気のいい日に、ランチを作ってピクニックでもしようと思います。